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第一章 大学受験前夜

高1高2の頃から、ギターと洋楽が好きな普通の公立高校生だった。
高校ではとにかく遊びたかったので塾に行くことはなく、
勉強は学校の宿題のみ。


ただし高1の頃から志望大学は「神戸大学」と決めていた。
その理由は…
家から近そうで、
名前がカッコイイ、
神戸大学に行く自分も何となくカッコイイ…それだけである。

しかし、ただ思っているだけであった。
神戸大学を見に行くことも無く、
そもそも神戸のどこにあるか知らず、
どれくらいの難易度か知らず、
どの学部に入りたいかも考えず…。


学校で時々模試を受けたのだが、解答用紙は白紙が目立つ状態。
神戸大学の志望校判定は常にD、E判定。
それでも自分が神戸大学に行くことを信じて疑わなかった。


高2の時に進研ゼミをしてみた。
何か漠然と勉強をしなければという気がしたからなのだろうか。
しかし、1度も提出することなく
進研ゼミから送られてくる問題集がどんどんたまっていくだけになった。
時々マンガが入っていてそれを読むのが唯一のヒマつぶしとなっていた。


漠然とした気持ちだけでは
自分は受験というフィールドに行くことさえできなかったのだ。

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